【読了】フィボナッチ・リトレースメント
フィボナッチ・リトレースメント
▼フィボナッチ
波動シリーズの解説に入る前に、波動を語る上で外すことのできない「フィボナッチ」という取引ツールについてご紹介致します。
相場というものは、多くのトレーダーが売り買いを行う事で出来上がるものなので、多くのトレーダーの心理によって、つまり大衆心理によって形成されていきます。
そんな相場の中でフィボナッチを使うことで、大衆が「そろそろ上がるんじゃないか?」と買いを入れやすい価格帯や、「そろそろ下がるんじゃないか?」と売りを入れやすい価格帯を予測する目安を知ることができ、相場が反転する価格帯を予測することができます。
また、フィボナッチはオカルトとも言われがちですが、結果的に多くのトレーダーが水平ラインやトレンドラインと同様にフィボナッチを使ってトレードをしていることから、フィボナッチが効いていることが分かる相場も非常に多いため、この機会にしっかり使い方や考え方を知っておきましょう!
僕のメルマガでは、3つのフィボナッチツールを3日間に分けてご紹介します。
▼フィボナッチ・リトレースメント
トレンドの押し目や戻り目が、どこで反発していくのかを予測するためによく使われるのが、「フィボナッチ・リトレースメント」です。
▼フィボナッチ・リトレースメントの引き方
上昇トレンドの押し目の目安を予測する場合は、明確な直近安値に100%を合わせて、明確な直近高値に0%を合わせて引きます。
下降トレンドの戻り目の目安を予測する場合は、明確な直近高値に100%を合わせて、明確な直近安値に0%を合わせて引きます。
▼フィボナッチ・リトレースメントでよく使われる比率
押し目や戻り目の参考に最もよく使われる比率が、「38.2%」と「61.8%」です。
その以外でよく使われる比率として、23.6%、50.0%、76.4%があります。
また、押し目や戻り目からどれほどトレンド方向へ値が伸びるかの参考としては、161.8%、200.0%、261.8%が良く使われます。
どのフィボナッチツールを使う時でも、フィボナッチが良く効く比率とプラスαで、水平ラインやトレンドラインが引ける局面だとより反発しやすくなることを覚えておきましょう。
※通貨ペアの特性や相場環境により、パターンが効きやすかったり効きにくかったりします。
さらに、通貨ペアや時間軸によって出現頻度にも大きく差があります。
実践で使用する場合は必ず自分がトレードする通貨ペアや時間軸で検証してから使ってみてください。
#資金管理マインドセット
リスク2%資金管理法は、
証拠金があまり多くないと、
確かに大きな利益は中々見込めません。
しかし、
〇円のような定額のリスクとは違い、
2%のような定率のリスクの場合、
証拠金が増えれば増えるほど、
1トレードあたりに、
見込める利益も増えていきます。
そのため、
トレードスキルがある程度高まったと
判断できれば、
一旦トレードは中断し、
資金を増やすためだけに、
時間を使うことも一つの手です。
今何をすべきかについて考えることは、
トレーダーにおいても人生においても、
非常に重要なことです。