【読了】フィボナッチ・ファン
フィボナッチ・ファン
▼フィボナッチ・ファン
トレンドの勢いが衰えてきた時に、どこで一旦反発するのかを予測するためによく使われるのが、「フィボナッチ・ファン」です。
主に、サポートラインやレジスタンスラインとして機能します。
上昇トレンドの場合、天井付近で売りを入れた時の決済タイミングの目安や、押し目買いのエントリータイミングの目安として活用できます。
下降トレンドの場合は、底付近で買い注文を入れた時の決済タイミングの目安や、戻り売りのエントリータイミングの目安として活用できます。
▼フィボナッチ・ファンの引き方
上昇トレンドの場合は、トレンドが始まる前の底からトレンドの天井にかけて引きます。
下降トレンドの場合は、トレンドが始まる前の天井からトレンドの底にかけて引きます。
▼フィボナッチ・ファンでよく使われる比率
最もよく使われる比率は、「61.8%」と「50.0%」と「38.2%」です。
それ以外の比率では、基本的には使われません。
フィボナッチ・ファンは、そこまで使っている人は多くはありませんが、レジスタンスラインやサポートラインを見つけてくれる便利な取引ツールですので、ぜひしっかり検証した上で実践で使っていきましょう。
※通貨ペアの特性や相場環境により、パターンが効きやすかったり効きにくかったりします。
さらに、通貨ペアや時間軸によって出現頻度にも大きく差があります。
実践で使用する場合は必ず自分がトレードする通貨ペアや時間軸で検証してから使ってみてください。
#資金管理マインドセット
どれだけ検証を繰り返し、
自分の手法に自信が持てても、
資金管理を崩してはいけません。
資金管理を崩して、
証拠金に見合わないポジションサイズで、
トレードすることも、
「連敗してドローダウンは、
絶対にしないだろう」
というような、
運に頼ったトレードをしている、
証拠です。
資金管理も運頼りではなく、
連敗が続いても、
精神的なダメージが少なくなるように、
資金管理を徹底していきましょう。