【読了】ダブルトップ・ダブルボトム
ダブルトップ
▼ダブルトップ
ダブルトップは、上昇トレンドが続いた後に、高値圏でアルファベットの「M」に似た形状を描いて、下降に転じるパターンです。
「Mトップ」と呼ばれることもあります。
2つの高値の真ん中に存在する安値の価格帯に水平に引けるラインをネックラインといい、ネックラインを下回った地点で完成となります。
また、その完成後に再度ネックラインまで上昇してきた時(リターンリムーブ)に、ネックラインがレジスタンスラインとして機能すると、下降トレンドへと繋がりやすくなります。
▼3つのダブルトップの型
ダブルトップには、「典型型」と「高値切り上げ型」と「高値切り下げ型」の3種類の型があります。
どの型もネックラインを下回れば、ダブルトップとして解釈されることが多いです。
▼トリプルトップ
3度も同じ価格帯でレジスタンスされた形を「トリプルトップ」と言います。
トリプルトップは、その水準で上げ止まりを強く意識されている証拠となります。
ネックラインを下方向へブレイクした後は、トレンド転換する可能性が高くなります。
ダブルボトム
▼ダブルボトム
ダブルボトムは、下降トレンドが続いた後に、安値圏でアルファベットの「W」に似た形状を描いて、上昇に転じるパターンです。
「Wボトム」と呼ばれることもあります。
2つの安値の真ん中に存在する高値の価格帯に水平に引けるラインをネックラインといい、ネックラインを上回った地点で完成となります。
また、その完成後に再度ネックラインまで下降してきた時(リターンリムーブ)に、ネックラインがサポートラインとして機能すると、上昇トレンドへと繋がりやすくなります。
▼3つのダブルボトムの型
ダブルボトムにも、「典型型」と「安値切り上げ型」と「安値切り下げ型」の3種類の型があります。
どの型もネックラインを上回れば、ダブルボトムとして解釈されることが多いです。
▼トリプルボトム
3度も同じ価格帯でサポートされた形を「トリプルボトム」と言います。
トリプルボトムは、その水準で下げ止まりを強く意識されている証拠となります。
ネックラインを上方向へブレイクした後は、トレンド転換する可能性が高くなります。
※通貨ペアの特性や相場環境により、パターンが効きやすかったり効きにくかったりします。
さらに、通貨ペアや時間軸によって出現頻度にも大きく差があります。
実践で使用する場合は必ず自分がトレードする通貨ペアや時間軸で検証してから使ってみてください。
#資金管理マインドセット
今回は、勝率50%、
リスクリワード=1:1、
という条件で・・・
1トレードあたりのリスクが、
2%の場合と10%の場合だと、
どれほど損失額が違うのか、
計算してみたいと思います。
1トレードあたりのリスク2%
証拠金:100,000円
勝率 :50%
リスクリワード=1:1
1トレード目:勝ち 102,000円
2トレード目:勝ち 104,040円
3トレード目:勝ち 106,120円
4トレード目:勝ち 108,243円
5トレード目:勝ち 110,408円
6トレード目:負け 108,199円
7トレード目:負け 106,035円
8トレード目:負け 103,915円
9トレード目:負け 101,836円
10トレード目:負け 99,800円
1トレードあたりのリスクは2%で、
勝率50%、エントリー回数10回の場合、
損失額は200円で済みます。
1トレードあたりのリスク10%
証拠金:100,000円
勝率 :50%
リスクリワード=1:1
1トレード目:勝ち 110,000円
2トレード目:勝ち 121,000円
3トレード目:勝ち 133,100円
4トレード目:勝ち 146,410円
5トレード目:勝ち 161,051円
6トレード目:負け 144,945円
7トレード目:負け 130,451円
8トレード目:負け 117,406円
9トレード目:負け 105,665円
10トレード目:負け 95,099円
1トレードあたりのリスクは10%で、
勝率50%、エントリー回数10回の場合、
損失額は4,901円。
2%の場合=200円の損失
10%の場合=4,901円の損失
このように、
1トレードあたりのリスクを、
大きくするとどれほど危険なのか、
お分かり頂けましたか?
たった10回のエントリーで、
損失額が25倍も違ってくるのです。
しかも、
今回、例にしたケースは、
エントリー回数が、
10回だけの場合です。
もし、
エントリー回数が、
100回、200回と多くなるほど、
同じ勝率50%でも、
損失額がさらに増えてしまいます。
さらに、
テクニカルに自信がなく、
勝率50%すら安定的に出せないのなら・・・
どれほどの損失になるのか、
考えたくもないはずです。