【カツラギ.読了】スパイクトップ・スパイクボトム
スパイクトップ
▼スパイクトップ
スパイクとは、「突出」を意味する言葉で、急激に価格が上昇した後に急激に下降し、天井で長い上髭をつけた形を「スパイクトップ」と言います。
別名で、「Vトップ」や「スパイクハイ」とも言われます。
経済指標の発表後などにもよく形成されるパターンです。
スパイクトップは、高値更新後に出現した場合に重要な意味を持つと捉えられることが多く、当面の天井となる可能性が高いとも考えられています。
さらに、前後の高値より突出して高い位置で形成された場合、その日の終値がその日の安値に近い場合、高値更新が続いていた後に出現した場合、という条件に近ければ近いほど、当面の天井となる可能性が高くなると考えられています。
スパイクボトム
▼スパイクボトム
スパイクトップとは反対に、急激に価格が下降した後に急激に上昇し、底で長い上髭をつけた形を「スパイクボトム」と言います。
別名で、「Vボトム」や「スパイクロー」とも言われます。
経済指標の発表後などにもよく形成されるパターンです。
スパイクボトムは、安値更新後に出現した場合に重要な意味を持つと捉えられることが多く、当面の底となる可能性が高いとも考えられています。
さらに、前後の安値より突出して安い位置で形成された場合、その日の終値がその日の高値に近い場合、安値更新が続いていた後に出現した場合、という条件に近ければ近いほど、当面の底となる可能性が高くなると考えられています。
▼スパイク出現時のエントリータイミング
スパイクが出現時は、一時的に反転をしやすいですが、一時的なもので終わることも多いです。
また、小さい時間軸のチャートでスパイクを形成した場合ほど、底や天井をつける信頼度は低くなります。
そのため、スパイク出現時にエントリーをされる場合は、短期的なトレードを心がけると良いでしょう。
▼リバーサル・フォーメーション(反転パターン)
・ヘッド・アンド・ショルダーズ
・ダブルトップ(ボトム)
・ソーサートップ(ボトム)
・ライントップ(ボトム)
・スパイクトップ(ボトム)
ここまで5日間にわたって解説してきた上記の5つのパターンのことを、トレンド転換をする時に現れる代表的なチャートパターンとして、リバーサル・フォーメーションと呼ばれます。
トレンド転換のタイミングで負けることの多い方は、これらのパターンを覚えておき、パターンが効きやすい局面はどんな時か、ダマシになりやすい局面はどんな時か、といったことを検証した上で実践することで、負けトレードを減らすキッカケにして頂ければ幸いです。
※通貨ペアの特性や相場環境により、パターンが効きやすかったり効きにくかったりします。
さらに、通貨ペアや時間軸によって出現頻度にも大きく差があります。
実践で使用する場合は必ず自分がトレードする通貨ペアや時間軸で検証してから使ってみてください。
#資金管理マインドセット
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