【カツラギ.読了】エリオット波動-4種類の修正波(3)ランニングトライアングル修正
エリオット波動-4種類の修正波(3)ランニングトライアングル修正
▼ランニングトライアングル修正
今日はトライアングル修正が、イレギュラートップを形成した場合であるランニングトライアングル修正について解説します。
まず、ランニングトライアングル修正(収束型)の主な特徴について説明していきます。
・基本は5波動で構成される特殊修正波です。(最大9波まで延長することも)
・内部波動が「A波→B波→C波→D波→E波(全て3つの波、シグザグが多い)」で構成される。
・4波動目やジグザグ修正のB波の内部波動によく現れる。
オードソックスなランニングトライアングル修正と違うところは、B波がA波の始点を超えることにあります。
また、4波目がランニングトライアングル修正で形成された場合、B波がA波の始点を超えるという点において、単純な5波目と同じになり間違えがちになります。
その時の見分け方としては、ランニングトライアングル修正のB波の場合はA波の始点を超える波が3つの波で構成されますが、単純な5波目だとA波の始点を超える波が5つの波で構成されるという見分け方があります。
このランニングトライアングル修正は、ランニングフラット修正とは違い出現頻度はそれなりに高いため、覚えておきましょう。
▼トライアングル系修正の値幅予測方法
トライアングル修正またはランニングトライアングル修正を形成した場合の、トライアングル内の値幅予測の方法としては、以下のようになります。
・C波=A波×0.618倍 ※ランニングトライアングル修正は覗く
・D波=B波×0.618倍
・E波=C波×0.618倍
・B,C,D,E波=左隣の波×0.618倍 ※ランニングトライアングル修正のB波は覗く
また、トライアングル系修正が4波で出現した場合は、5波に勢いがつきやすくなるため、トライアングル修正を形成した時に最も有効なエントリーポイントは、E波の終点でエントリーし5波の値幅を取るトレードになります。
※通貨ペアの特性や相場環境により、パターンが効きやすかったり効きにくかったりします。
さらに、通貨ペアや時間軸によって出現頻度にも大きく差があります。
実践で使用する場合は必ず自分がトレードする通貨ペアや時間軸で検証してから使ってみてください。
#資金管理マインドセット
トレード中に、
主観的な考え方をしがちな方は、
意識的に、
①自分を客観視する。
②相場を客観視する。
③エントリー条件が揃う。
④エントリーする。
という流れを作ってみては、
いかがでしょうか?
一度聞いただけの話は、
すぐに忘れがちです。
ですが、
実際のトレードで、
毎回意識する流れを作ることで、
反復され自然と意識されるようになります。