【カツラギ.読了】オシレーター使いの注文が入るため、値幅が伸びやすいブレイクアウトの狙い方
オシレーター使いの注文が入るため、値幅が伸びやすいブレイクアウトの狙い方
本日は、オシレーター使いの注文が入るため、値幅が伸びやすいブレイクアウトの狙い方について解説していきます。
ブレイクアウトの際にしっかり値幅が伸びる時というのは、ラインを割ったタイミングで、ブレイクアウトの方向へ多くの注文が入る時です。
そのため、多くの損切りラインが入っているという仮定ができる時以外にも、オシレーターを使う相場参加者がブレイクアウトの方向に注文を入れやすい条件の時は、ラインを割ったタイミングでより多くの注文が入りやすいため、しっかり値幅が伸びやすくなります。
実はそんなポイントを探す時に、非常に役に立つのがMACDです。
昨日も説明しましたが、ヒストグラムをはじめとするMACDは、オシレーターと同じ考え方で利用することができます。
例えば、レートとMACDが以下のような関係の時は、ブレイクアウト時にオシレーター使いの注文が入りやすいと言えます。
・上昇トレンドを形成している中で、前回高値のラインに水平ラインが引ける。
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・その水平ラインをレートが上抜いた後に、MAの向きとヒストグラムの向きが反対になり、ダイバージェンスが起きた。
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・ダイバージェンスが起こると、オシレーターを見てトレードしている人は上昇トレンドが終了する可能性を感じて、買い注文を決済し始める。
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・結果的にどんどん上値が重たくなっていき、レートは水平ラインまで落ちてきた。
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・水平ラインにタッチしたタイミングで、MACDラインとシグナルラインが明らかに下降していた。
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・MACDラインやシグナルラインが下降しているということは、上昇の勢いがどんどん弱くなり、下降の勢いが強まっていることを意味するので、オシレーターを使う相場参加者は新規売り注文を入れ始める。
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・水平ラインの少し下に、ダウ理論で上昇トレンドと判断していて、水平ラインより上側で買い注文を入れていた相場参加者の損切りラインが沢山引かれている。
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・そんな時に水平ラインを割った場合は、オシレーター使いの新規売り注文と買い注文に対する損切り注文により、ブレイクアウトで大きく値幅が伸びやすい。
このように、MACDを利用することで、オシレーターを使っている相場参加者が注文を入れるような所を見定め、多くの注文が入る可能性が高い時を選んで、エントリーすることができるようになります。
ぜひ、ブレイクアウトを狙う際は、参考にして見て下さい。
※「大衆心理を理解した」=「大衆の動きを予知できる」と言うわけでは有りません。
大衆心理を学んだ上で、その時の相場で最良の選択ができるようにしっかり検証を行いましょう。
#資金管理マインドセット
ご自身の手法の
破産確率を知る方法として、
「バルサラの破産確率表」
というものがあります。
これを使うことで、
現在使っている手法が
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破産確率が100%になっても
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破産確率が100%になった場合、
同じ手法を同じように使い続けて、
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長期的には、破産する確率が
高いと言えます。
理想は破産確率が、
0%になることです。
破産確率が0.1%以上でもあれば、
長期的に見ると破産する可能性があるため、
資金管理と手法を改善していきましょう^ ^