【カツラギ.読了】どのような大衆心理によって、トレンドが形成されるのか?
どのような大衆心理によって、トレンドが形成されるのか?
本日は、”どのような大衆心理によって、トレンドが形成されるのか?”について解説していきます。
まず、”トレンド相場”とは、相場参加者がどのような状態であるのか、見ていきましょう。
・上昇トレンド
「買い注文をしよう」と思う人が、「売り注文をしよう」と思う人よりも、多い状態が続いた期間が上昇トレンドです。
・下降トレンド
「売り注文をしよう」と思う人が、「買い注文をしよう」と思う人よりも、多い状態が続いた期間が下降トレンドです。
次に、大衆心理を語る上で、大前提として相場参加者とは、どういう人たちなのかについて認識しておく必要があります。
まず、相場参加者は世界中に、それも無数に存在しています。
しかし、見ているライン、インジケーター、メインで見ている時間軸は、一人ひとり全く違います。
しかも、全く同じインジケーターや、ラインを見ていたとしても、100人が同じチャートを見たら、100通りの主観や考え方があり、違ったチャートの捉え方をします。
そんなバラバラの主観や考えを持った相場参加者が、それぞれ異なるインジケーターやラインを見て取引を行う中で、多くのトレーダー(大衆)の意見(買or売)が一致していた期間に、トレンドは形成されるという訳です。
そして、多くのトレーダー(大衆)の意見が一致し続ける限り、トレンドは続きます。
つまり、例えば上昇トレンドが形成される時というのは、上のイラストのように、世界中のトレーダー(大衆)が違うラインやインジケーターを使い、別々の主観や考え方を持ってトレードを行っている中で、その大衆のほとんどの心理が、”ついつい買い注文を行いたくなってしまう時”そんな時に上昇トレンドが形成されるということです。
そのため、あなたがトレンドを利用し、多くの値幅(pips)を獲得しようと思ったら、
・誰もが見ているポイント
・誰もがそのトレンドに付いて行きたくなるポイント
これらを相場から見つけ出し、大衆がそのトレンドに乗ろうとする前に、エントリーを仕掛けておくことが非常に重要になります。
そして、これらを見つけ出す作業というのが、実は僕たちが日頃行っているテクニカル分析なのです。
まず、大衆心理を学ぶ上で、このトレンドが形成される仕組みと、大衆心理を利用したトレンド攻略のポイントを大前提として理解しておきましょう!
※「大衆心理を理解した」=「大衆の動きを予知できる」と言うわけでは有りません。
大衆心理を学んだ上で、その時の相場で最良の選択ができるようにしっかり検証を行いましょう。
#資金管理マインドセット
多くの負けているトレーダーは、
大きな利益を逃し、
大きな損失を被っていることが多いです。
コツコツと損失を
確定できるようになれば、
大きな利益を獲得し、
小さく損失を確定するような
理想的なトレードができるようになります。
「損小利大」を
目指していきましょう。