【カツラギ.読了】ライントップ・ラインボトム
ライントップ
▼ライントップ
上昇トレンドの後に狭いレンジ相場が継続し、その後、下降トレンドに転換する形を「ライントップ」と言います。
ライントップは、レンジのサポートラインを下抜いたタイミングで売りを行うことが、一般的なエントリータイミングとして知られています。
ラインボトム
▼ラインボトム
下降トレンドの後に狭いレンジ相場が継続し、その後、上昇トレンドに転換する形を「ラインボトム」と言います。
ラインボトムは、レンジのレジスタンスラインを上抜いたタイミングで買いを行うことが、一般的なエントリータイミングとして知られています。
※通貨ペアの特性や相場環境により、パターンが効きやすかったり効きにくかったりします。
さらに、通貨ペアや時間軸によって出現頻度にも大きく差があります。
実践で使用する場合は必ず自分がトレードする通貨ペアや時間軸で検証してから使ってみてください。
#資金管理マインドセット
以下のような条件で、
トレードを行うとします。
・証拠金=100,000円
・勝率=60%
・リスクリワード=1:1
・1トレードの最大リスク=2,000円
見ての通り、
さほど勝率も高くなく、
リスクリワードも高くない条件です。
この条件で10万円の証拠金を、
2倍にしようとすると、
以下のようになります。
エントリー回数:250回
勝ち数:150勝
負け数:100負
利食い:300,000円
損切り:200,000円
300,000 - 200,000=100,000
100,000(元金)+ 100,000=200,000
証拠金:200,000円(+100,000円)
ここで注目するべき点が、
増えた額の100,000円に対して・・・
損失額が2倍の200,000円も、
損切りされている所です。
こちらを見ると、
パッと見は元金に対して巨額の損失を、
被っているように見えます。
しかし、
一気に200,000円を、
損失しているわけではなく・・・
証拠金が増えたり減ったりを、
繰り返す過程の中で、
合計で200,000円分を損切りしている、
といった形になっているのです。
もし、
10万円の証拠金を2倍にする時は、
最終的に200,000円も損切りすると、
予め分かっていれば・・・
少々の損失額では、
動揺したり冷静さを失ったり
しなくなるはずです。
このように、
目標の金額を増やすためには、
その過程でどれほど損失額が、
発生するのかを予め、
シュミレーションをしておくことによって、
損切り時に、
感情が揺さぶられにくくなり、
安定したトレードが可能になります。