【カツラギ.読了】エリオット波動-4種類の修正波(2)フラット修正
エリオット波動-4種類の修正波(2)フラット修正
▼フラット修正
ここからは、4種類ある修正波の内、2種類目のフラット修正について解説していきます。
フラット修正にも3つの種類があるのですが、今日は一番オードソックスなフラット修正について解説します。
まず、フラット修正の主な特徴について説明していきます。
・内部波動が「A(3つの波)→B(3つの波)→C(5つの波)」で構成される。
・「A波=B波=C波」になりやすい。
・4波動目に現れやすい。(3波のFR38.2%を目標に)
・B波の終点はA波の始点くらいになりやすい。
・C波の終点がA波の終点をほんの少し超えたあたりになりやすい。
・エリオット波動を長い時間軸で見た時の目標値に到達するために、稀にC波の値幅がA波の1.618倍や2.618倍などと非常に大きくなることもある。
・「A波始点・B波始点・B波終点」を結んだチャネルラインがC波の終点の目安として意識されやすい。
昨日紹介したジグザグ修正は、A波が5波動で構成された時点で判断できますが、フラット修正のようにA波が3波動で構成されるケースはバリエーションが豊富なので、早いタイミングでの判別が難しいのが難点です。
また、フラット修正での値幅は、前の値幅に対して深い位置まで戻してきにくいです。(例:3波の値幅に対して4波の値幅はジグザグほど大きくならない)
さらに、フラット修正を構成するA波がジグザグの3波動で構成された場合は、B波の構成自体がフラットの3波で構成されやすいという傾向もあります。
基本的にフラット修正のA波・B波・C波は同じくらいの値幅になりやすいですが、FXなどの為替の場合は、関連通貨の影響で比較的C波が大きく伸びやすいという傾向があることも覚えておくと良いでしょう。
※通貨ペアの特性や相場環境により、パターンが効きやすかったり効きにくかったりします。
さらに、通貨ペアや時間軸によって出現頻度にも大きく差があります。
実践で使用する場合は必ず自分がトレードする通貨ペアや時間軸で検証してから使ってみてください。
#資金管理マインドセット
あなたは、
資金ルールを守るために、
どんな工夫をしていますか?
・PCにルールの書かれた付箋を貼る。
・チェックシートを作る。
・チャートを開く前に、
必ずルールを確認してからトレードをする。
などと、
考えられる工夫は、
沢山あります。
思わず資金ルールを、
破りそうになる方は、
一手間かけて対策しておくことで、
安定したトレードが可能になります。